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横山秀夫の最高傑作 第三の時効、クライマーズハイ

評価:
横山 秀夫
集英社
¥ 660
(2006-03-17)

評価:
横山 秀夫
文藝春秋
¥ 660
(2006-06)
 
第三の時効は全六篇の連作短篇集なんだけど、今まで読んだ短編集の中で、
間違いなくナンバーワンの面白さ。ひとつの短編で、ひとつの長編を読んだかのような満足感。
警察小説の最高峰とされてるらしいけど、間違いなく一番ですよ。これは。

トリック自体が面白いのは勿論なんだけど、
警察内部のリアルな人間模様と、そこに登場する人物のキャラクターがたっているので、
人間ドラマとして圧倒的な魅力がある。このミス受賞作品は、設定が面白いだけの作品が多いけど、
横山作品はミステリー性がなくても、物語として楽しませるだけの力があるから、
結果作品としての厚みがまったく異なる。

そして、それを証明した作品がクライマーズ・ハイだと思う。
著者が記者時代に遭遇した、日航機墜落事故取材の体験をまとめあげた作品。
地方新聞の複雑な人間関係と、大事件が起きた新聞社の熱を帯びた独特の緊迫感。
一分一秒を争う息詰まるスクープ合戦、
それぞれの世代の人間が組織、自尊心、モラル、後悔、愛情など、
入り乱れる複雑な思いを抱えながら展開される泥くさい人間ドラマで、
最後までテンションが落ちずにストーリーが展開される。
後読感は台風あとの晴天を目にするような、すがすがしい気分になる。
熱い作品が好きな人は絶対にお薦め。

「半落ち」や「動機」とか他の作品も夢中になれるし、
どれを読んでもある一定以上のクオリティーは保障されているので、
まだ読んだことない人は是非。
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